暮らしのノート
記事一覧
【快適生活ノート】年末の大掃除に向けて! モノを捨てるコツって?
いよいよ年の瀬が近づいてきました。
「そろそろ大掃除!」と考え始めているころではないでしょうか。
今回は、そんな年末の大掃除に向けて、モノを捨てるコツをご紹介します!
実はストレスになっているかも!?
「まだ使えるのに……」と、モノを捨てることに、罪悪感をおぼえてしまう人も少なくありません。もちろん“もったいない”の精神は大切ですし、まだ使えるモノを無理に捨てる必要はありません。
ですが、「高かったから」「いつか使うはずだから」という理由だけで、使う機会のないものをずっと溜めこんでおくことは、保管のための場所をとるだけでなく、「活用できていない」というストレスにもなってしまいがちです。
では、お家に溜め込みやすいといわれるモノには、どんなモノがあるでしょうか?
試供品
もらった試供品を「いつか使おう」と溜め込んでしまっていませんか? なかなかその「いつか」はやってきません。試供品は古くなってしまう前に、もらったらすぐに使うように心掛けましょう。
保冷剤
スーパーやケーキ屋さんなどでもらう保冷剤は「いつか使うだろう」と思って溜め込んでしまうことが多々あります。もし使うことがあったとしても、2~3個あれば十分。冷蔵庫をチェックして、溜め込んでしまっているようなら古いものから処分しましょう。
割りばしや使い捨てスプーン
お弁当を買ったときなどにもらう割りばしやスプーン。もし大量に溜まっているとしたら、家のおはしを使っているから必要ないということになります。買うときに断るようにするか、窓の桟などのお掃除に活用して処分してしまいましょう。
紙袋
溜め込みがちなもの上位に入る紙袋。もちろんあればいざというときに便利ですが、10枚も20枚も必要な場面はほとんどないのではないでしょうか。きれいで丈夫なものを2~3枚ストックするにとどめましょう。
空き箱
紙袋同様、溜め込みがちな箱。紙袋と違って折りたためない分、さらに厄介です。用途が明確ではない場合は、手放してしまいましょう。
衣類
「高かったのに」「気に入ってたのに」という理由で増えていくモノの代表といえば、衣類です。でも、いま身に着けられるものでなかったら、スペースをとるだけ。「着る機会がない」「もう年齢的に着られない」などのものは、譲ったり、処分を考えましょう。でも、たとえば「持っているだけで幸せな気持ちになる」というようなモノの場合は、無理な処分は禁物。食器類も同様です。
どうしたら捨てられるの?
とはいっても、やはり使っていないものを捨てるのは気が引けてしまうもの。
「必要か、不要か」の判断はとても難しいことです。
一度にやろうとせず、たとえば1日に1箇所ずつ、「今日はこの引き出しを整理しよう」「今日は空き箱を整理しよう」と、小さな範囲で少しずつ進めていくことが重要です。
また、捨てやすくするルールを自分で決めるのも有効です。たとえば「必要か、不要か3秒で判断する」「1日10個、捨てるものを見つける」「1シーズン着なかった服は捨てる」といったようなものです。
どうしても判断がつかないものは「保留ボックス」をつくってそこに入れ、1カ月後にもう一度判断してみてください。1カ月、そのモノのことを忘れて過ごしていたら「不要」なモノなのかもしれません。
さらに、「これは思い出の品だから捨てられない、けれど使わないでしまいっぱなしだし」……というものは、写真に残してから処分することもオススメです。ただ処分するだけでは手元に何も残りませんが、写真に残しておくだけで、意外と満足することもあります。
部屋がすっきりしてくると、探し物をする時間がなくったり、不要なものを買わなくなるといったメリットがあります。
ぜひ、できる範囲で始めてみてくださいね。