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【快適生活ノート】淹れたあとのコーヒーの出がらし、捨てずに再利用できます
寒い時期、ほっと一息つきたいときに飲みたいのがコーヒー。
ドリップするとふんわりと香りが広がり、贅沢な時間を演出してくれますよね。
ドリップし終わったコーヒーの出がらし(かす)、どうしていますか?
すぐに捨ててしまうという人も多いと思いますが、実は再利用できるのです!
ドリップし終わったコーヒーかすは、実は消臭や虫よけに役立つアイテム!
ぜひ、捨てずに再利用してみてくださいね。
どんなことに再利用できるの?
コーヒーかすを再利用する場合は、不要なチラシや新聞紙に薄く広げ、さらさらするまで乾燥させてください。
時短乾燥させたい場合は、耐熱性の容器に入れてラップせずに1~2分ほど電子レンジで温めましょう。
【消臭/脱臭効果】
コーヒーを淹れた後の出がらしはアンモニアの脱臭効果に優れているといわれています。
よく消臭や脱臭に使われる活性炭と同じく、多孔質な構造をしており、嫌なニオイを吸収してくれるのです。
消臭や脱臭の効果としては、コーヒーを淹れた直後の水分を含んだままの状態の方が高いのですが、室内が高温の場合カビが生える可能性があるため、頻繁に交換できない場合は乾燥させてから使用しましょう。
・袋に入れて使う
乾燥させたコーヒーかすは、不織布のお茶パックや巾着型のガーゼなどに入れて、消臭/脱臭袋をつくると便利。そのままシューズボックスや玄関まわりに置くことができます。かすがこぼれないように、紐などでしばってください。
・インテリアとして使う
コーヒーかすを空き瓶などに入れて、上にフェイクグリーンを乗せたら、おしゃれなインテリアに! 消臭効果とともに一石二鳥です。
・ゴミにまいて使う
ゴミ袋にまとめた生ゴミ等のニオイが気になる場合は、コーヒーかすを上からさっとまいて使うと効果的です。
【虫よけ】
コーヒーの香りには、防虫効果もあるといわれています。
少し深さのある小皿に乾燥させたコーヒーかすを入れ、ライター等で火をつけると、虫よけ効果を発揮します。
ただ煙が多く出るため、室内ではなくキャンプ等で活用することがおすすめです。また、小さなお子様やペットの近くではやらないように注意してくださいね。
【掃除】
コーヒーかすはお掃除にも効果的。油が付着した食器を洗う場合は、少量の水を加えて、スポンジでこすり洗いすると、きれいになります。
また汚れたフライパンや鍋にコーヒーかすを入れて炒ると、油を吸収してくれるため洗いものがラクになりますよ。
揚げ物をした後は、油の入った鍋にコーヒーかすを入れて吸着させてから、新聞紙などに包んで捨てると、処理も簡単です。
また、畳やフローリング、ソファなどに、コーヒーかすをまいてから掃除機をかけると、ホコリを吸着してきれいになります。その際は色移りしないよう十分に注意してください。掃除機自体の消臭にもなりますよ。