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【快適生活ノート】喉の乾燥が気になる季節。はちみつの効能を知ろう!
栄養価が高いことで知られるはちみつですが、実際にどんな効果や効能があるのか、ご存知でしょうか?
今回は“栄養の宝箱”はちみつについて、ご紹介します!
はちみつはパーフェクトフード!
甘~いはちみつの成分は約8割がブドウ糖と果糖です。
一般的な糖類に比べて消化吸収の時間が短く、素早く身体のエネルギー源になってくれます。その理由は、ミツバチがはちみつを集めるとき、花の蜜を体内の酵素で分解してくれているから。とってもありがたいですね。
さらにビタミンB1、ビタミンB2、ミネラル、鉄分、アミノ酸、酵素、ポリフェノール、グルコン酸、オリゴ糖など、とにかく栄養が豊富! その数、なんと300種類以上にも及びます。体にうれしい栄養成分がたっぷりと含まれているパーフェクトフードなのです。
そんな栄養素がいっぱいのはちみつですが、1歳未満のお子様には与えないよう注意が必要です。はちみつには熱に強いボツリヌス菌が混入することがあるため、腸内環境が整っていない赤ちゃんにはまだ危険なのです。
どんな効果や効能があるの?
はちみつにはさまざまな効果や効能があります。
・風邪予防
はちみつには豊富なビタミン・ミネラルに加えて、高い殺菌効果や粘膜保護作用があります。乾燥する季節や、喉に違和感があるときは、はちみつを飴のように舐めてみましょう。
ほかにも、便秘改善や免疫力アップも!
・ダイエット効果
はちみつは一般的な上白糖よりカロリーが低いうえ、血糖値の上昇がゆるやか。そのため、砂糖の代わりにはちみつを利用することで、ダイエット効果も期待できます。
・美容効果
はちみつに含まれているビタミン類やポリフェノールにより、美白効果や抗酸化作用が期待できます。
直接食べるのはもちろん、肌に直接塗ることでも肌荒れやアクネ菌の増殖を抑えてくれます。
肌に塗る場合は、かぶれなどのトラブルが起きないか、パッチテストをしてくださいね。
また美容目的の場合は、添加物などが含まれておらず、加工処理がされていない天然・純粋のはちみつをおすすめします。
(パッチテストのやり方)
・腕や太ももの内側にはちみつを1滴程度塗り、上から絆創膏を貼ります。
・1日程度そのまま様子を見ます。
・赤みやかゆみがなければ、肌にはちみつを塗布しても大丈夫!
健康や美容のため、はちみつは毎日摂取しても問題はありませんが、カロリーの摂り過ぎになってしまうため、1日大さじ1~2杯を目安にしましょう。
また、加熱すると栄養素の量が減少してしまいますから、温かい紅茶などに入れる場合は、少し冷めた状態にするとよいでしょう。