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【快適生活ノート】2025年も油断せずにインフルエンザやコロナウイルス予防を
新年を迎えたこの時期、家族・親族、友人と久々に会ったり、大勢で会食したり、人の多いところにお出かけする機会も多いのではないでしょうか。
そういう機会で気を付けたいのが体調のこと。事前の対策や事後の対応をしっかりと見直して、健康的に1年をスタートしましょう!
基本の手洗い・うがいをしっかりと
気温が下がり、空気が乾燥すると心配なのがインフルエンザやコロナウイルス、マイコプラズマ肺炎などの感染症です。
コロナ禍が収束を迎えたことで、過度なアルコール消毒やマスク着用、ソーシャルディスタンスへの配慮などの機会が減ってきていますが、基本に立ち返り、いま一度予防や対策を見直してみましょう。
これら感染症の対策には、「持ち込まない」「持ち出さない」「拡げない」の3原則が重要です。
予防として何より重要なのが、感染経路を遮断すること。
そのためには、基本の手洗い、うがい、アルコール消毒、マスクの着用、換気などを心掛けましょう。
もちろん、十分な睡眠やバランスの良い食生活など、感染症に負けないための健康的な生活を心掛けることも重要です。
高齢者や基礎疾患のある方が感染すると重症化リスクが高まりますから、とくに気を付けましょう。
歯磨き(口腔ケア)もウイルス予防に効果的
帰宅した際は、手洗いやうがいだけでなく、すぐに歯磨きをすることも実は感染予防になります。
「うがいだけで十分では?」と思うかもしれませんが、口腔内にはたくさんの細菌がいます。
そして歯周病菌などの強い菌が、ウイルスの付着を助けてしまうのです。
歯周病菌はうがいだけでは除去しきれないため、しっかりと歯磨きをすることで清潔に保つことが、インフルエンザなどの感染症予防になります。
また、とくに感染リスクを高めるのが“舌苔(ぜったい)”といわれています。舌苔とは、舌に付着した汚れのこと。ウイルスが付着しやすくなっています。
取り除くには、舌専用のブラシや、清潔な歯ブラシをつかって手前から奥に軽く滑らせます。
舌はデリケートですから、強い力を加えると傷ついてしまいますから、優しく行いましょう。
舌苔のお掃除は1日1回が目安です。舌苔の付着量が多い朝に行うのがおすすめですよ。
ぜひ、手洗い、うがいだけでなく、その一歩先の“口腔ケア”も感染予防として取り入れてみてください。