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【安心安全講座】停電になったときに困らないために……どんな備えをすればいいの?
地震や台風といった自然災害が増えている昨今、いざというときの備えが大切です。
今回は、とくに停電になったときに困らないための備えについて、ご紹介します。
懐中電灯、ランタン
防災用品の中でも必須アイテムですから、すでに備えているという方も多いと思います。しかし意外と盲点なのが、停電が長引いた場合、電池が切れてしまうおそれがあること。
そのため電池も多めに用意しておくとともに、長持ちで明るいLEDタイプを準備しておくことをオススメします。
また1家庭1つではなく、1人1つあれば、部屋内の移動の際も安心です。
モバイルバッテリー
もはやライフラインの1つともいえるスマホを充電するためのモバイルバッテリーも必須アイテムです。
家族や職場、友人と連絡を取ったり、情報を得たりするのに重要な役割を果たすスマホ。
いざというときに充電が切れてしまったということがないように、できれば普段使いをしながら、常にバッテリーが充電されている状態を保っておきましょう。
また、電池式のタイプも用意しておくと安心です。
電池
停電したとき、電気を使うには電池が使える機器に頼ることが多くなります。
そのため、電池は多めに準備しておきましょう。
たくさん在庫があるから…と安心していても、いざというときに液漏れをしており使えなかったということもあり得ます。日頃からきちんと管理をしつつ、ストックしておきます。
カセットコンロ
コンロが使えず、お湯も沸かせない…となった場合、活躍するのがカセットコンロです。
最低限の煮炊きもできるため、停電時にも温かい食事をすることができます。
履物
停電時には足元が見えづらく、万が一地震等で割れたガラスの破片等が飛び散っていたら危険です。たとえば、履かなくなって処分しようとしていた運動靴などを、防災用などにまわして準備しておくことをオススメします。
ひもを結ぶ必要がない、すぐに履けるものだとより安心です。
冬の備え:防寒グッズ
冬の停電には、毛布や寝袋など、暖房器具が使えなくなった場合の備えが必要です。使い捨てカイロも有効です。
またカセットコンロを用意しておけば、お湯をわかして湯たんぽを使用することもできます。
夏の備え:熱中症対策グッズ
夏の停電はエアコン、扇風機が使えなくなりますから、熱中症にならない対策が必要です。水のほかにも塩タブレットや経口補水液、保冷剤、乾電池式のハンディファン等を準備しましょう。
以上、停電時に特化したご紹介をしましたが、これらはあくまで日頃の備え(食料や水など)をしたうえでの準備になります。
停電に限らず、いざというときの備えや行動は日頃より確認し、冷静に動けるようにすることが重要です。