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【快適生活ノート】お風呂のじめじめをやっつけよう!
梅雨の季節がやってきました。
この時期、気になるのはやっぱりじめじめ。
とくにお風呂のじめじめは、いつもきれいにしているはずなのに、梅雨入りとともに目立ってきます。いったんカビが生えはじめると、なかなか取れず、その頑固さに閉口することもしばしば。
カビが発生する前に対処して、すっきりしたバスルームを保ちましょう!
お風呂のカビ、放っておくのはNG!
じめじめしたお風呂はカビの大好きな「栄養(垢やせっけんカスなどの汚れ)」「温度」「湿度」の条件がそろっており、とっても住み心地のよい場所になっています。
しかしカビは見た目やニオイが不快なだけでなく、放っておくと健康被害を招くおそれもあります。カビの胞子が体内に入り込むと、さまざまなアレルギー症状が出ます。感染症を引き起こしてしまうと、高齢者や体力が落ちている方はとくに危険。きちんと対処することが大切です。
どんなカビ対策をすればいいの?
お風呂にカビが発生してしまった場合、お掃除で取り除くのは大変です。そのため、カビが生えないよう予防することが大切になってきます。
お風呂のカビ対策には、日々のお掃除以外にも以下のようなものがあります。
・入浴後、浴室全体に熱湯(60℃以上を5秒)をかける
・入浴後、タオルやスクイージーで水分をふき取る
・十分な換気をする(窓を開ける、換気扇をまわす)
ちょっと手間はありますが、毎日少しだけ工夫をするだけで、カビの発生を抑えることができますよ。
もしカビが生えてしまったら……
ぽつぽつと黒く繁殖した黒カビは、時間が経つとどんどんと増えて落としづらくなります。見つけたら以下の手順ですぐに除去しましょう。
1:塩素系のカビ取り剤をカビにかける ※乾燥させた状態で行いましょう
2:キッチンペーパー、ラップをかぶせ、しっかりと密着(パック)させる
3:15~30分ほど放置した後、シャワーで洗い流す
※残ったカビはブラシやスポンジでやさしくこすってください
また、ヌメリもある赤カビの正体は、実はカビではなくロドトルラという菌。黒カビよりも繁殖能力が高いため、
中性洗剤とスポンジでこまめに取り除きましょう。