暮らしのノート
記事一覧
【快適生活ノート】気温差が原因の“寒暖差疲労”を予防しよう
夏から秋にかけての季節の変わり目は、寒暖差が激しくなります。
そんなときは、「なんとなくだるい」「体が重い」という症状が出ることも少なくありません。
思い当たる節がないのに、そういった不調が続く場合は、「寒暖差疲労」が原因かもしれません。
原因や対策を知って、寒暖差に負けない健康的な毎日を送りましょう!!
寒暖差疲労はなぜ起こる?
「寒暖差疲労」は、大きな気温の変化があったとき、それに体がついていけないために起こります。
私たちの体には、暑いときは汗をかく、寒いときは毛穴を閉じるといったように、体温を一定に保とうとコントロールする機能が備わっています。
しかし寒暖差が大きくなったり、頻繁に起こったりすると、過剰にエネルギーを使うことになり、体が疲れてしまうのです。
気温差が7℃以上になると要注意といわれています。
どんな体調の変化があるの?
寒暖差疲労では、頭痛やめまい、肩こりなどの症状を起こします。また冷え性、だるさ、食欲不振などにもつながります。
さらに身体的な面だけではなく、自律神経の乱れにより、イライラしたり、不安を感じたりといった精神的なダメージを受けてしまうこともあります。
寒暖差疲労を予防するには?
・寒暖差をなくす
寒暖差疲労を予防するには、文字通り寒暖差をなくすことが大事。体に過度な温度差を感じさせないよう、エアコンの設定や服装で体温を調整するようにしましょう。
・バランスのよい食事をする
バランスのよい食事をとって、寒暖差に負けない体づくりをしましょう。とくにタンパク質やビタミンB群を積極的にとるように心掛けましょう。
・しっかりと睡眠をとる
心身をきちんとリラックスさせるためにも、しっかりと睡眠をとることが重要です。十分な睡眠時間の確保はもちろん、睡眠環境も気にしてみましょう。
・適度な運動をする
寒暖差疲労は、体力が衰えている人に起こりやすくなります。ストレッチやウォーキングなど、無理のない範囲の運動を日課にしましょう。
・ゆっくりとお風呂につかる
お風呂をさっとシャワーで済ませていませんか? ぬるめのお湯にゆっくりとつかることで、全身の血行がよくなり、自律神経のバランスを整えてくれます。
★すぐにできるワンポイント予防
耳たぶのストレッチは自律神経を整える効果があると言われています。耳たぶを軽く引っ張ったり、ほぐしたりしましょう。