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【快適生活ノート】そろそろ花粉がつらい季節……どんな対策をしたらいいの?
花粉症のピークは、一般的に2~4月ごろと言われています。アレルギーを発症する人が多いスギやヒノキの花粉がもっとも飛散しはじめるのが、このころだからです。
ある日突然発症すると言われている花粉症。その症状は、目のかゆみや充血、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、倦怠感などさまざまです。
今回は、そんなつら~い花粉症の対策をご紹介しましょう。
鼻水・鼻づまりにはペットボトルかテニスボール
花粉症によって出てくる鼻水は、風邪をひいたときのような粘性の高いものと違い、水のようにサラサラと流れてくるのが特徴です。
鼻水をとめるためには、脇を圧迫し、交感神経の活動を高めるのがよいとされています。体の側面を圧迫すると、その反対側の面が刺激されて血流が活発になり、鼻づまりが解消されるのです。
脇の圧迫には、500mlのペットボトルや、テニスボールが有効です。脇に挟むと、反対側の鼻が少し通りやすくなりますよ。
目のかゆみや充血には保湿クリームを
花粉症で起こる目のかゆみは、そのつらさから「目を丸ごと洗ってしまいたい……!」と思ってしまうこともしばしば。
ですが目を水道水で直接洗うと、粘膜を傷つけてしまう可能性があるので、避けたいところです。
目に花粉が入ってくるのを防ぐためには、保湿クリームやワセリンを目の周りに塗ってみましょう。
花粉をお家に持ち込まないように
髪や体に花粉が付着したままだと、家の中にまで持ち込むことになってしまいます。
できれば帰宅してすぐに衣服を脱ぎ、そのままお風呂に入ってしまいましょう。
またお風呂では、42℃を超える熱い湯に入ってしまうとアレルギー症状を悪化させてしまうといわれています。
そのため、ぬるま湯にゆっくりと浸かるようにしましょう。湯気の効果が、花粉の症状をやわらげてくれると考えられています。
花粉は洗濯物にも付着しています
洗濯した衣服を外に干すと、花粉が付着してしまいます。
外干しした洗濯物を取り込む際は、1枚ずつよく払ったり、振ったりしてから室内に入れましょう。
また洗濯の際に柔軟剤を使うことで静電気を起きにくくしておけば、花粉を少しつきにくくしてくれますよ。
一番よい方法は、浴室乾燥機や衣類乾燥機で乾かすこと。花粉症の症状にお悩みの方は、ぜひ検討してみてください。