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【快適生活ノート】余った保冷剤の意外な用途! 消臭剤を作ってみよう
お店のサービス等でつけてもらえる保冷材は、要冷蔵の食品を傷めることなく持ち帰ることができる優れものです。
お買い物を終え、無事にお家について食品を冷蔵庫にしまったあと、用途のなくなった保冷剤をどうしているでしょうか?
「いつか使うかもしれない」と、冷蔵庫や冷凍庫に何個も溜めている方も多いのでは……?
今回は、そんな保冷材の意外な使い道をご紹介します。
保冷剤の種類って?
一般的に、店舗でつけてもらえる保冷材は大体30~40gほどの袋に入ったソフトタイプのものが多いですが、凍らせるとかたくなるタイプと、凍らせても柔らかいままのタイプがあります。
この2つのうち、かたくなるタイプの中身は高吸水性ポリマー、柔らかいままのタイプはエチレングリコールやプロピレングリコールという物質が使われています。
・凍らせるとかたくなるタイプ…高吸水性ポリマー
・凍らせても柔らかいままのタイプ…エチレングリコールやプロピレングリコール
今回ご紹介する再利用方法で使うのは、凍らせるとかたくなるタイプ。
凍らせても柔らかいままのタイプに使われているエチレングリコールやプロピレングリコールは有毒化する可能性もあるため、袋を開封しないよう気を付けてください。
余った保冷剤で消臭剤を作ろう
凍らせるとカチカチになる保冷剤に使われているジェル(高吸水性ポリマー)は、消臭効果があるといわれています。よく売られているビーズ型の消臭剤も、主成分は高吸水性ポリマー。臭いを吸着する働きがあります。
そのため、余った保冷剤を活用し、オリジナルの消臭剤を作ることができます。材料も作り方もとっても簡単。ぜひ試してみてくださいね。
準備するもの
・凍るとかたくなるタイプの保冷剤…適量
・容器(口の広いガラス瓶等)
作り方
1:保冷剤を解凍し、ジェル状に戻す
2:保冷剤の袋をハサミで開封し、ジェルを容器に移す
シューズボックスやクローゼット、トイレ、冷蔵庫の中など、においの気になるところに設置してください。
また容器に移したジェルにアロマオイルを数滴垂らしてかきまぜると、よい香りのする消臭剤になりますし、絵の具を垂らすと、かわいい色付きの消臭剤になりますよ♪
夏には、虫よけ効果や清涼感のあるハッカ油などもオススメです。
消臭効果の持続は大体2~3週間ほどです。
※ジェルは小さなお子様やペットが誤飲しないよう、十分に気を付けてください。
※保冷剤は基本的には可燃ごみですが、処分の際はお住まいの地域のごみ区分をご確認ください。
※ジェルは絶対に水道に流さないでください。排水溝に詰まるおそれがあります。