暮らしのノート
記事一覧
【安心安全講座】覚えておきたい、意外なものが防災グッズに!!
防災について、いま一度見直しを
3月11日は、東日本大震災の発生から12年を迎えます。
また今年は、元旦に能登で大きな地震が発生し、いまなお多くの方が避難生活を余儀なくされています。
大規模災害は、どの地域に暮らしていても他人事ではありませんから、“自分事”として考え、備えていくことが重要です。
多くのご家庭では、すでに非常用持ち出し袋を用意して家の中の指定の場所に置いたり、いざというときの行動について家族で話し合ったりされていることでしょう。
非常用持ち出し袋に入れておくべきものや、非常時に備えた確認事項については、ぜひ以下の記事をご参考ください。
◇もうすぐ防災の日。今年は関東大震災発生から100年の節目です
今回は、覚えておくと便利な、防災グッズとしての利用法をご紹介します。
意外な使い道を覚えておきましょう
非常時のために備えておくべきものは多種多様。また災害が起きてから、「あれが必要だった」「足りなかった」ということも多々あるものです。
普段から家にあるもので、いざというときに本来の用途以外にも使えるものがさまざまにあります。ぜひ覚えておいて、役立ててくださいね。
・ラップ
食品を保管するために使用するラップは、どのご家庭にもあるのではないでしょうか。
災害時、食器にラップを巻いてから使用することで、洗い物をする必要がなく、貴重な水を使用しなくても済みます。ラップを交換すれば、衛生的に使うこともできます。
さらに、万が一怪我をしてしまった場合、包帯代わりとして一時的な止血にも利用できます。
まるめるとスポンジ代わりに、長く伸ばして三つ編みにすると紐代わりになるなど、とっても万能なのです。
・ゴミ袋
45リットル以上の大きめのゴミ袋を、少し多めに備えておきましょう。バケツ代わりに水の運搬ができるだけでなく、断水時の簡易的トイレとして、また切り取ることで簡易的レインコートとしても使えます。
・トイレットペーパー
トイレットペーパーはそのままの形で持っているとかさばりますから、芯を抜き、ぎゅっと潰してビニール袋等に入れて保管しておくと便利です。トイレの用途以外にも、ティッシュペーパー代わりに使えます。
・粘着テープ
補修等に使えるほか、メモや付箋の代わりにもなりますから、油性のマジックぺンと一緒に保管しておくことをオススメします。
こちらもトイレットペーパーと同じで、そのままの形ではかさばりますから、芯の部分が柔らかくなるまで押しつぶして取り除いてしまいましょう。そのうえから輪ゴムで束ねておくと、コンパクトです。