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【快適生活ノート】冷えすぎ注意! エアコンによる冷え対策
9月に入り、暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日が続いています。
私たちの生活において、屋内でのエアコンはもはや“必須”となり、就寝中でもつけっぱなしにしておくことが望ましいとされています。
しかし、もともとエアコンの風が苦手だったり、外との温度差によって体調を崩してしまう人もいるかもしれません。
そこで今回は、エアコンで冷えすぎないための対策をご紹介します。
エアコンは温度だけでなく、湿度がカギ
暑さから、日差しが眩しい日中はできるだけお出かけを避け、自宅にいるようにしている方もいるのではないでしょうか。
しかしこの酷暑では、適切なエアコン設定温度としてよく耳にする“28度”では、もはや暑さはしのげないということも増えてきています。
実は、多くの人が室温28度の環境を不快に感じているわけではありません。
これには、湿度が関係しています。
室温が28度でも、湿度が60%以下であれば、快適に過ごせるといわれています。
ですからエアコンの除湿設定を見直したり、除湿器を併用することで湿度を下げてみると、暑くなく、また冷えすぎない快適なお部屋の環境をつくることができます。
エアコンとサーキュレーターの併用も有効です。
サーキュレーターを使用することで、エアコンの温度設定を上げすぎずに快適な空間にすることができます。
サーキュレーターを設置する際は、エアコンに背を向け、水平もしくはやや床面向きにします。冷たい空気は下にたまりますから、上手に循環させましょう。
また就寝時は、エアコンでもサーキュレーターでも、身体に直接風を当てないように気を付けます。
外出先での対策は?
仕事先やお買い物先、電車など、自宅と違い温度設定が自由に変えられない場所でエアコンに当たっていると、寒さを感じてしまうことがあるかもしれません。
外出先での冷え対策としては、カーディガンやストールを持ち歩く、室内では温かい飲み物を飲むといったことが有効です。
また、日々の習慣も大事です。適度な運動習慣により筋肉量を増やすことで、代謝や体温を上げることができます。
またお風呂に入る際はシャワーだけでなく、きちんとお湯に浸かることで、“暑熱順化”を促し、暑さや冷えに強い身体をつくることができますよ。
暑さに負けない身体づくりにもつながりますから、ぜひできるところから習慣にしてみてくださいね。
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